とある統計学者の技術 Tips

統計学の話はしないかもしれません

Academic Phrase 2022.12.14

Any domain of interest for which there exists an invertible affine transformation that maps to [0,1]^p can be used, so that the transformation is performed, and then transformed back after the estimation, while retaining the non-crossing p…

応用論文読み 2020.05.04

単なる使用例ではなく,Applied Statistics. Title Suzuki, Taiji, et al. "Mutual information estimation reveals global associations between stimuli and biological processes." BMC bioinformatics 10.S1 (2009): S52. 概要 マイクロアレイデータを…

応用論文読み 2020.04.26

コロナ騒ぎで人の研究の話を聞く機会が激減したので,普段の研究とは直接関係のない(でも縁はあるかもしれない)論文を簡単にまとめる. 将来的に実質科学の研究者とコラボすることを意識して, データ解析を利用する研究課題に広く触れ,以下を含む課題解…

Population Attributable Fraction (PAF)の話

外が暑すぎて,夜間の室内プールの温度まで高めなんですよね.最近. あんまり冷たいと脚が攣るのでよくないんですが,温いとそれはそれで気持ち悪い…(泳ぐ距離を短くする言い訳). 本題ですが,今日はPopulation Attributable Fraction (PAF)について見て…

情報量とその周辺の概念整理

概念の整理のため. 情報量,自己エントロピー 事象が起こる確率に対して, \begin{align} \displaystyle I(E) = -log P(E) \end{align} 平均情報量(シャノンエントロピー) ある確率変数の従う確率分布を考えたとき, \begin{align} \displaystyle H(X) = …

チェビシェフの不等式と大数の法則の話

統計学周辺の教養にと思い,統計力学をかじり始めました. 統計学の概念は使用するものの,いろいろな記号の使い方が物理学の文化なのですこし混乱します 特に,一般の物理量(統計学で言う確率変数に対応)を と書くのはしんどい... 使用しているテキス…

漸近相対効率のはなし

一発目の記事からやけに具体的だな,と. テーマは特に脈絡なく,不定期に,その時その時に書く気になったものを書く予定.間違いがあればガンガン指摘してくれたら嬉しいです.今回は漸近相対効率(Asymptotic Relative Efficiency; ARE)のはなし. 要約 *…